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母よ、今日はお手柔らかだったのう [休日]

朝夕が寒くなってくる11月。昨日から朝の起床予定時間の1時間前からエアコンの暖房で部屋を暖めている。私は寒いのが大嫌いなので、キチンと起きるにはこれが効果的。そしてノエルもいい気分。
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だからってエアコンの風の暖風があたる場所に行って、腹出して爆睡しなさんなよ。

今日は母が「この前は2階を掃除してなかったからやるわよ!」とまた御歳71歳の元気の塊で突進してくる日。

さて、この前綺麗にしたはずの1階も綺麗とは言いがたく、しかし2階は今度は卒倒するのではというくらい散らかしている。
というわけで、まず散乱している服(11月なのに夏服があちこちにあるのはなぜ~)を整理して押入れの中に入れる。
それから「今日の寝る前のCDはこれ♪」と寝る前に枕元に置いてどんどん量が増えていたCDを全てCDのある場所へ。
思いついて書きなぐった絵や詩をこれまた1つに集める。
あと、寝る前や眠れなかった時の頓服を飲むためにペットボトルで水をよく飲んでいて、水が残った状態のペットがたくさんあったので、それもかき集める。

とりあえず卒倒はしないだろう、という段階まで行ったので、小腹が空いたのでなぜかキャベツなどを切ってサラダを食べる(馬かお前は?状態)

そうすると携帯から鬼束ちひろさんの「爆破して~飛び散った心の破片が~」と聞こえてくる。
電話だ。
出ると母がもう最寄の駅に着いたらしい。

かあちゃん、お昼の約束だったじゃない?
1階の整理整頓は出来ていなかったが、仕方がないので駅に行く。
いつもは母がランダムに娘である私の気持ちを読んで買い物をしてきてくれてとんでもないものを貰っていたので、今日は「明日モツ鍋にしたいから、これが欲しい、あれが欲しい」などと一緒に選んだ。
スーパーマーケットというのもはばかられる小さなスーパーで買い物をすると、今日は「日曜朝市」で人がごった返していた。BGMは聴き覚えのあるメロディーがチープな音になって流れている。しばらく考えて・・・小谷美紗子の「who」だった。それだけメジャーになって喜ぶべきか、余りのチープさに悲しむべきか、少し悩んだ。

母の来訪は、基本的に掃除もありがたいが、どうでもいい話をヘラヘラできる相手に母は丁度良いので、本当は茶飲みくらいの気持ちで来てもらいたい。しかし倹約家の母は交通費を考えてそんなことをしないであろう。
駅から家まで15分くらいあるので、無駄話しはできた。母は家に着いてすぐにノエルと挨拶をして、台所周りを綺麗にする。口は動いたままだ。さすが主婦歴が長いですな。
私はもはや隠蔽工作ではない整理整頓。疲れたらボーっとする。その繰り返し。

母「もっとすごいかと思ってたけど大丈夫じゃない、何だかもうキレイの感覚がわからなくなっちゃったよ」
私「・・・(かあちゃん、慣れてくれてありがトン)」

母は昔は掃除が出来ない女だった。単に忙しかったからかもしれないが、4人も子どもがいて、猫も5匹くらいいて、父の仕事を手伝ったりして・・・まあ整理整頓までしたら過労にでもなるわな。だから私は家は散らかっているイメージしかない。それで散らかっていてもいいとまた思っていたりする。今は私の一番上の姉が神経質な潔癖症で、かなり整理整頓にうるさいらしい。それで居間にはソファと机とテレビがあって、机の上は大体なにもない。これが普通なのかな?私にはわからん。

そんな母は昔から花が好き。私の貸しアパートでは庭のように使える部分があるので、毎年チューリップを植える。今年は赤と黄色だってさ。姉の好みは紫と白。私のチューリップのイメージは童謡の「咲いた、咲いた、チューリーップの花が~」で固まっていて、原色が好きなので、母ナイスチョイス。あまり良い土ではなくむしろ砂利の状態だが、毎年咲いているからまた今度の春も咲いてくれるであろう。

私が球根に土を被せている間に雑草取りを母はして、それが終わると「今回も2階が出来なかったけど、大丈夫そうだね。もうキレイかどうかわかんなくなっちゃたよ」と相変わらず、潔癖症の長女とドーデモイイ末っ子の間で訳が解らなくなったようで帰っていった。

かあちゃん、さんきゅー!
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kuny

いきなりノエルちゃんの悩殺!?ポーズ あざ~っす!
お母さん 優しいですね。
うちの母も 独身時代 どやどやと来て
掃除しまくって 帰っていったのを思い出しました。
なんだかんだと 感謝ですね^^
by kuny (2008-11-02 22:28) 

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