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楽しかった、けど・・・ [恋愛]

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危険な行為をすがめはしています。ツンデレ君大公開です。意味のないポージングを勝手にしていたので撮りました。

今日はいつもよりも早く目が覚めた。そして母にまた着物のことで連絡をしたら、遂に「そのミョウチクリンな人の機嫌を取ってるのかい?」となってしまった。

母よ・・・

寒いのを覚悟で網タイツに短いワンピースを着て、化粧もバッチリして(普段していないのですごくケバいように自分に見える)、さて出発。

ツンデレ君は待ち合わせキッカリか5分前くらいに来る人で、10分前基本の私がいつも早い。別にいいけど。

他愛のない話をして、とりあえずお友達状態が続く。

食事は崎陽軒でしてシュウマイまいうー、おかずは違うものを選んでツンデレ君と分け合いっこをした。そういうところに気が付くところはツンデレ君は偉いと思う。

そしてみなとみらいへ

まず美術館。
私は本来はじっくり観て、それから気に入ったものの前でのんびりして、最後にまた一周して、とえらく時間がかかる人間だが、「セザンヌ主義」はセザンヌに影響を受けた画家の作品が多く、私がセザンヌがあまり好きでないことと、ある意味邪道な展覧会だったので、ツンデレ君のペースも見ながらかなりテキトーに観ていく。大体美術館が久しぶりだったのでリハビリみたいな感じだった。
ツンデレ君は完全に好き嫌いで観ているだけ(大抵の人がそうか)。私みたいに技術がどうのやら、歴史的価値がどうのやら考えず。
ツンデレ君が疲れやすいのは前回の紅葉狩りでわかっているから、途中途中で休みを入れる。

それから三菱重工の博物館。
ツンデレ君はヘリコプター操縦の体験のようなものをやりたかったようだが、時間が遅くもう予約が一杯でできなかった。
その代わり、電車でGO!のようなものや、潜水艦での操縦のゲームをして楽しんだ。

ツンデレ君は観覧車は私が本当に駄目なのだと思ったらしく乗るつもりはなかったらしかったので、引っ張って連れて行った。しかしクリスマスの横浜は混んでいて観覧車は乗れず。しかし観覧車の中身が真っ暗だったのはあれは意味があるのか?

観覧車に向かうあたりからツンデレ君の手がまた冷たくなってきて私が交互に手で握って温めた。

観覧車が駄目だったのでもうコンサート会場に行ったのだが、そこでもずっと手を握っている状態。

マッキーがすごいハイテンションで登場してコンサートが始まった。
ツンデレ君はあまり大音量は耳によくないので耳栓をつける。とりあえず大人しく二人並んで聴いている状態。

クリスマスソングやマッキーの曲が続くが、私がツンデレ君に助けを求めるように手を伸ばして肩に顔をうずめてしまったのは、マッキーがCarol Kingの「You've got a friend」を歌った時だった。

「あなたが落ち込んでいたり、何かに巻き込まれたりして、愛されたいというのに、何も、何も上手くいっていなかったら
目を閉じて私のことを考えて、そうしたら私はすぐにそこに行くから、あなたの真っ暗闇の夜を明るくするために
あなたは私の名前を呼べばいいの、知ってるでしょ、私はあなたにまた会いに来るためにどこにいたって来るって
冬、春、夏、秋、あなたがすることはわたしを呼ぶことだけよ、そうしたら、そこに私は行くから
あなたには友達がいるのよ」

鬼束ちひろが復活コンサートで歌った曲でもあった。そんなことも考えながら、自分のことを考えると、決してツンデレ君は呼んでも来てはくれる人ではないけれども、私の心の中には来てくれる存在になっていて、手を伸ばしてしまった。ツンデレ君には意味はわからなかったかもしれない。説明もしなかった。

ツンデレ君の耳などがやはり気になるので時々横を見たが、上を向いているときがあり休憩時間に「疲れた?」と訊いた(今回は休憩時間があるコンサートだった)。

ツンデレ君「昔の記憶がちょっと蘇って・・・、なんか駄目だ」

ツンデレ君の弱い一面を見せるという現象だった。1,2度経験している。「自分だけでやってきたんだから」と強がる彼。「そんな風に言わないで。私が側にいるから。大丈夫」と何度も繰り返してツンデレ君の肩を抱きしめる。

少ししたら落ち着いて、コンサート第2部も始まり、ツンデレ君は元に戻っていた。

帰りは完全に私は彼の腕に手を回して歩く。それでも基本的には真剣な話は無し。

「私のこと信じてくれる?」と尋ねたら「質問の意味がわからない」という返事が来た。
「○○さん(ツンデレ君)の知らないところで、私はすごくあなたに助けてもらってるから感謝してる」とも言った。これに対しても「意味がわからない」

とにかく私は「わたしは側にいるから」とキチンと言った。自分の悩みを素直に吐き出すことが出来る人ではないから、そんなことは期待していない。
でも私は側にいることを決めた。ツンデレ君は「わたしは優しくないし、いい人間でもない」とツンを出そうとしているが、その時の言い方はいつも感じるツンではなく私に必死に抗っているように聞こえた。私はツンデレ君の必死の発言に「それでいいよ」と答えた。

私はこのままの距離であっても、決してツンデレ君から離れない。
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コメント 4

空楽

自分を信じて・・・
離れない・・・素敵です。
by 空楽 (2008-12-25 09:01) 

ヒラメ筋

決意・・大事ですよね
それがあればどんなことでも耐えられる
by ヒラメ筋 (2008-12-25 11:15) 

WATA-ONI

今、テレビでマッキーのライブ観てました。
すてきなクリスマス・イヴだったんですね!
by WATA-ONI (2008-12-25 22:18) 

kuny

素敵なクリスマスイヴになったようですね^^
「わたしは側にいるから」いい言葉ですね
私の心も温かくなりましたよ。
by kuny (2008-12-26 00:26) 

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