手の中で転がされてる？

今日は作業所。ノエルとのんびり起きて暖房でちょっとあったまる。

独房ノエル、なんちって。オイルヒーター越しに撮っただけだぴょん。

作業所は今日は尻尾を立たせるどころではない。戦闘態勢バッチリ。白い封筒に入った苦情申立書を出すことに気をとられて他に気が回らない。
しかし作業は今日もきっちりやらせて頂きました！
ついでに私にコンプレックスを持っている問題の利用者をイジるというちょっと趣味の悪いことをして楽しんでいる。怒鳴られたり、難癖つけられたり、私を散々頓服要必要の状態にしたのは彼。悪いがしばらく真綿で絞められるように苦しんでいただく。私は彼のコンプレックスに接触スレスレの話を他の人とする。もちろん彼は巻き込まないが、彼には何となく聞こえる程度で。そうすると作業所での労働の疲れと、コンプレックスで神経がナーバスになるのが挙動不審の彼の行動でわかる。それからは勝手に放置プレイをしていれば彼は自分からコンプレックスの深みにはまっていく。そこに何か違う刺激が入ると自動爆弾破裂！今日は彼の数少ない友人が彼のことを「桑田真澄に似ている」と言ったら、それが大学時代のあだ名でそれによっていじめられていたと被害妄想が強くあるのでどんどんヒートアップしていた。桑田のどこが悪いのかわからないが（私のおばあちゃんが桑田のファンだった）、とにかくスタッフが「みんなそれを知らなかったんだから、これからはそう言わないでくださいって言ってみれば？」と言い、素直に彼は従い興奮は収まった。うーん、スタッフは幼稚園のケンカの仲裁をする先生みたいだな。

とにかく「真澄ちゃん」は放っておいて、彼が原因で苦情を書いてその返答がきていないという苦情書をスタッフに渡した。さあ作業所の責任者さん、拷問の時間ですよ。

帰りはツンデレとお茶をする。一応まともな話ができるのは彼だけだ。自立支援センターで研修生やらに無視されて、自分がフツーなのかオカシイのか解らなくなったと一応相談すると、「障害者だっていう意識があるから、自分が正しいという軸がブレるんじゃないの、特にそういう常識的でない人が結構いるところに出入りすると」というある程度的を得た回答をいただけた。やるのう、ダテに年は積んでないな。

しかし「紅葉狩り」問題が棚上げのまま。しかもお茶をしながら１泊ツアーのチラシを眺めるという意味不明行動。という訳で仕方なく「紅葉狩りは行くの？」と訊いたら、「もちろん、来週の金土日のどれか、どう？」と言われた。何だか知らんが物凄い上から目線ね。ＳＭプレイか、偉いぞという態度を取り甘えているのか。とりあえず予定を言っておいたがまだ彼の意図がわからん。このツンデレ具合が男の美学とでも思っているのか？私が家族の話をしていたら姉が気まぐれな愛情を動物に注ぐと言ったら、「私は心の底から愛されたいの～」とこれまたどこの演歌の歌詞？という返答に困ることも言い出すし。そして作業所への愚痴タイムもかなりあった。愚痴の相手かもしれない。ただ愚痴の相手と紅葉狩りは行かないわなあ・・・。

作業所には相当ストレスが溜まっているようだ。わざとケンカをする演技をしてスタッフの対応を見たいだの、来週塩キャラメルマドレーヌ作りにスタッフが文句を言ってきたら猛烈なケンカになるはずなど（彼のために私のやった根回しのコソコソ話は意味をなさなくなるやんけ！）、やっぱりアンタ妄想癖アリ？の恨み節が続く。とにかく私は冷静かつ残酷に作業所をいじめる作戦をとっているので、ゲリラには不参加。そこは粗野だな、あやつも。

今日は私からキッパリ「もうそろそろ帰りますか」と言えた。強い子すがめ（というか思い入れがなくなっているだけかもしれんが）。

苦情申立書の報告をするためと一応の意思疎通能力の問題についての相談をしたくて、その後自立支援センターに行った。苦情申立書はまあ予想通りだったのでコピーを見せると「これは自分のところに来たらキツイです・・・」と半分傍観者で安堵している様子で、意思疎通は研修生に問題アリとのことだった。オツムは良いらしいので、これから世間に揉まれてください、という感じ。あとツンデレとの関係を少し話すと「ちょっと行動を計算されて手の中で転がされてませんか？いいんですかぁ？」と男性としての意見がきた。そうなのかなあ・・・わかんないや。

それでは、ということで、問題アリの研修生は完全無視して中年男性と話をする。何だか私の身の上話だったが、無駄な学歴やら資格を持っているのでちょっとビミョーな気分。でもまあいいや。

帰るとノエルはオカンムリ。
仕方ないな、遅くまで帰ってこなかったのはお母さんだからね。
ゴメンよ、ノエル。

ご褒美ではないが、ノエルはコタツで寝転ぶお母さんの上で寝るのが好きなのら（ちょっと重いけどね）。

タグ：作業所 暖房 人間関係 桑田真澄 紅葉狩り 研修生 苦情申立書

ノエル祭り！

今日は作業所。もはや尻尾は振ってもいないし立ってもいない。とりあえず男友達の作業はやっていていらつかないので、それだけが魅力か？

朝のミーティングでゆうメイトの話を皆の前でしたら、スタッフ唖然・・・。どうもセンセーが週４日働いていいなんて許すなんて思っていなかった模様。
ついでに私が嫌いな奴が刺激を受けてしまった。
刺激を与えるのは重々承知で喋ったからまあどうにでもなれって感じ。
ちなみに私が彼を嫌うのは、まず高学歴にコンプレックスがある、そんでどうも家柄やらにもコンプレックスがある。その人を見ればいいのに、発病前の学歴なんか知ってどないすんねん？そして私が彼よりも高学歴だったので、彼が調子が悪かった時に怒鳴る、因縁付ける、「ああいう生い立ちだからああいう性格なんだ」と人の神経を完全に逆撫でする発言をしたりしていた。最後がやはり最悪。人の生まれてからどういう風に育ったかなんて彼は全然知らないのに表面の親の仕事やら学歴だけが彼にとって「ああいう生い立ち」になる。
そして私は彼を見捨てた。

刺激を受けてからコンプレックス野郎のオンステージの始まり始まり。
かなりのハイテンションで人の話に割り込んでくる。私は無視。
「仲間がいるっていいなー！」とルンルン♪している。私は無視。
遂に、私と男友達に、「みんなが早く就職しろってうるさいんだよ～」とのたまった。私は無視。男友達口があんぐり。その「みんな」って誰だよ？見せてみな！しかし幻聴かもしれないしな・・・。ちなみに、このコンプレックス野郎は最近まで清掃の仕事をしていて限界が来て止めて仕事はドクターストップがかかっているはず。
帰りのミーティングでは「いつも敵に思っていた人が今日はそう思わず楽しかったです」。エライ迷惑です。いいよ、敵のままで…。
しかもそのあとまた問題児の男性利用者と「夢と未来を語り合おう！」と超ハイテンション。私は速攻帰る・・・。って言うか現実見ろよｏｒｚ

作業所の作業自体は男友達とまた一緒だったので仕事のペースが早く進み、私もセンセーに結構体力を認められていることで元気になっているので躁状態にはならない程度の元気テンションで菓子を作ることができた。

帰り道。やはり男友達と一緒。私たちの関係はなんやねん？とりあえず共通の厄介者はコンプレックス野郎なので彼の話をしてみたり、作業所の仕組みについて私が説明したりしてみる。どうも彼は前回ストレスで暴走した日、スタッフに叱られたことに「お前は他の人と違って空気読めるから読め！」というお褒めをいただいたという感情と、「お前と他の人は扱いは違って、あんたはわがまま言うな、ちゃんと働かないとダメ！」という何でやねん！という怒りが入り混じって頓服を飲んだらしい。仕方ないがこの作業所にいて、他の利用者から浮いている限りそれは続きまんねん。
しかし私が「就労継続型」と「就労移行型」の違いを話しているとき、私は「うちらは曜日決めてきっちり来てるから文句も言われないし褒められるとかもないけど」と言ったら「私を一緒にするな！」ときた。
あのう、せめて「私たち」にしてくれませんか？それとも私も精神障害者の愉快な仲間たちの一人であなたとは違うわけ？

しかしコンビニに私が用事があるときについてきたり、「マック～」と甘えてきたり、紅葉狩りに誘ってきたり・・・。

つまりあなたはツンデレですか？

ツンデレ面倒くさい！イクナイ！断然デレが少ないし、楽しくもなんともないぞ。若干耐える女の要素が入ったすがめでも困ります・・・。

今日はまあまあ早く帰って来てノエルと遊んだ。

お母さん、お帰りなさい！


遊んでよう！



私ちょっとメタボなのかしら、もう息があがっちゃたわ。


ノエル、ガンバ！私もガンバ！

タグ：ねこ コンプレックス ツンデレ 作業所

ドＳかお前は？

今日は作業所。大して尻尾は立っていない。
なんとなく谷山浩子の「恋するニワトリ」を聴きながら作業所に行く。「とさか、さかさか、逆立ちしても、かなわぬお方に恋をした。こいはこい」まあ恋をしているのもわからんが。

作業所は今日は監査だということでスタッフはバタバタしていた。なんだか見知らぬ掲示が新しくしてあるし。監査対策のお飾りってわけね。今日はしかも作る菓子など量が多いらしい。しかし人数は少ない。私には幸いなことに私の嫌いな奴は休みだった。
男友達（もうそろそろなんかニックネームつけようか？）の行動が不審な予感。しかし私は行動をできるだけ邪魔しないよう、むしろ彼のフォローに回ってガンガン菓子を作った。彼はやはり塩キャラメルマドレーヌを作るつもりらしい。私は彼がこっそりできるようにただひたすら作るだけ。一応ノルマは達成したし（私が余計に働いて）、抑鬱になって休んだり、幻聴が酷くなって叫んだりするよりマシだと私は思うのだが。彼がここまでストレスの臨界点に来ていることをスタッフはわざと見て見ぬ振りをしているのだろうか？
午前中の後半辺りでスタッフが男友達の暴走に遂に文句を言ってきた。「私の言うことをなぜきかないの？」みたいなことを言われたらしい。彼は意図的に空気を読んでいないで、スタッフは意図的に男友達のストレスを見ない。どんな見えない牢獄？
こっそり、速く、かつやけっぱちで彼は作っていたのか、マドレーヌの砂糖の量を間違えていた。ある意味菓子を作る時は私かスタッフがついていないとできないかもな。

今日はその理由だからかご機嫌斜め。

私に今日はいちいち文句を言ってくる。
三角巾を取って髪型がおかしかったら「とさかだよ」
髪型で文句を言われたから水をつけて整えていたら「オヤジ臭い」
胸焼けが昨日したから今日は家からレトルトカレーを持っていったら「胸焼けの次の日にカレーって変」

私「・・・」

こっちにもストレスを当てないでよ。

それでも帰りは一緒に帰ってしまう。帰りは楽しいのでコンビニに用事があったけれど電車も一緒に乗ってしまった。アメとムチ？しかし所詮は人の悪口と愚痴の言い合いで繋がっている仲。手と手を結べない。しかも今日は彼はまだ帰りでも菓子作りの興奮から冷めていなくて、早口に隙間を突かない限り新しい菓子は作れないことを熱弁していた。一瞬、彼は本当の病名は明かされていないのでは？という疑惑がよぎる。それだと彼が哀れすぎる。多分神経症だと思うのだが、そうでないと立派に彼は自分が毛嫌いしている自覚のない「精神障害者」の仲間入りだ。多分彼は封建的父親の暴力に怯えて育ち、しかし結局は父親に性格が似てしまっているというパターンなのだろう。私は肉体的な暴力はないが、言葉の暴力のある家庭に育った。だから彼に惹かれるのも事実である。しかしそれは上手くいかない。お互い求め合い、傷つけあうだけだろう。


夜に私が速攻でメールで振ったが友人である自立支援センターの利用者から電話が来た。

彼「今、頭にキテルんだ。出会い系やってて、８００万円くれる人で今日会うって約束したのに、すっぽかされた。これで何回目かな？」

私「お前・・・アホか？」

ここにもただ求めるだけの寂しがり屋さんがいる。寂しいというのが理由だけの恋愛なんて相手は嫌だと思うぜと言っておいた。かわいい性格の人なんだけどね。速攻解約にＰＣと携帯のフィルターかけとけと命令もする。私も寂しがり屋だが、彼と付き合う気はない。性的魅力がないからかな？私って結構ないものねだり・・・ｏｒｚ

タグ：作業所 塩キャラメルマドレーヌ 孤独 出会い系 精神障害者

もう、どっちなのさ！（彼も私も・・・）

今日は作業所。
この頃は男友達が「友達」にかなり近付き、あまり尻尾センサーも反応しない。友情で乗り切るのじゃ！

そうして蓋を開けてみたら、作業所は作業がしっかり出来るのが私と男友達のみ。忙しいと職員が言っていたが、所長がさらに関係のない菓子製造を持ち込んできて、忙しさアップ。補助に回る人も入ったばかりの人だし、多分薬の副作用で動作が緩慢になっていて本当は追いつかない。
どんなもんじゃい！という感じで、私は紅茶マドレーヌ、カントリークッキーの生地、ハーブのチーズ味クッキー、レモンティーのミント風味のクッキーの生地を作った。男友達は抹茶クッキーの生地、抹茶パウンドケーキ、ゴマクッキーの生地、プレーンパウンドケーキを作っていた。
どんだけ労働させんねん・・・
それで昼休みに女性の利用者さんに「付き合ってるんですよね？」と言われて「１００％、１２０％ない！」と全否定したのにしつこくまだ訊かれた。そりゃ、傍目にはそう見えるのは分かってはいるが、お前もちゃんとなんか言え！というくらい男友達は無言。無責任なやっちゃな・・・

帰りになると、男友達はヘロヘロに疲れていた。駅までの道でいきなり掴まれて「お願～い、マクドナルドでハンバーガーが食べたい！」（おごれという意味ではない）
何やねん、その訳のわからん茶の誘い方は・・・
そんでもって、相変わらず愚痴こぼしの会。うちらはジイサン、バアサンか？
やはり男友達は周りの人がトロいのに多少イライラしている。だから薬の副作用などを薬が何のために使われて、どのように機能しているかを丁寧に説明した。まあ、理解は出来るが、我慢はできないという感情のようだ。その点は人道的によろしくないよ、と思うがまあいわゆる「古い考えを持った普通の人」だから仕方がない。もうストレスがたまっているのだからその人の好きにさせればよいのに、作業所のスタッフは変な待ったをかける。「お前さんはこっちの事情もわかるんだから協力してよ」という感じなのだろう。しかしこちらは金銭を払って利用をしている客の身分。好き勝手に放置プレイしとけばいいのにねぇ・・・

なんやかんや話していたら「聞き流していいけど紅葉狩りに興味ある？」といきなりきた。

へっ？

なぜそういう馬の鼻先にニンジンをぶら下げるような真似をする？単なる友情だけで箱根に２人で行くか？しかも現地に到着したら彼は彼の世界に入るので、私は私の世界に入れとのこと。意味がわからん。往復の電車がつまらないので話し相手ということなのか？

さすがにこれは「都合の良い女」状態なのか？それとも彼がかなり天然？

「都合の良い女かよ！」と思いつつも、やはり私は「興味あるよ」と言ってしまった。
あらら、友情だけで乗り切るはずだったのにねぇ・・・
しかし、愛情は現在はないな。ただ身体の接触があれば心が動くのは確かであろう。もしくは彼が自分の弱さを見せたとき。

一応奇妙な形であるが「デート」であるのでルンルン♪するかと思いきや、完全に冷静な私。一応「他に紅葉狩りに付き合う人はいなかったの？」と尋ねてみた。「いやあ、いたけどさぁ・・・」となんだかもぐもぐ言っている。

話が尽きたので別れたが、塩キャラメルを買って私が自立支援センターに行く途中でも彼はまだゆっくり歩いていたのでキャラメルを「研究材料にしな！」と渡した。

そして自立支援センターへ。頭の良い若い相談員が、塩キャラメルに過剰な期待をしていたが、単に美味しいだけでパンチがないせいかがっかりしていた。一通り今日の話をすると、相談員さんは「男だから分かりますけど、紅葉狩りに付き合う人はいなかったんですよ」と言っていた。男心は分からん。きちんと職に就いて家庭を築けるようになったら女性と付き合うらしいんですけど、と言ってみても「だって誘ってるじゃん」と真っ当な答え。そうだよな、明らかに誘っとるわな。相談員さんは「あまり彼のことで悩まずに影ながら作業所を卒業をすることを応援するのがいいんじゃないんですか？」と言っていた。それは理解しているが、まだ完全に割り切れていない私・・・

彼は完全に謎の人物
そして私は完全に白と黒の間を彷徨っている。

おまけ：ねこ好きだけど、たまには犬の絵を描いてみた

タグ：犬 作業所 自立支援センター 塩キャラメル 菓子作り 紅葉狩り 箱根 マクドナルド

恋は破れたか？

今日は作業所だった。見えない尻尾を振りながら男友達のいる作業所へ。
今日の猫センサー

ちょっと逃げられた。

作業所では相変わらず男友達と私はガンガン菓子を作る。それから彼は新製品開発。その補助に回る私。それに遠くから私が嫌いな男性の文句のブツブツが聴こえる。毎回これやがな。何か作ると文句を言う。基本自分が中心じゃないと気がすまない人だから当たり前か。
はい、無視して作業、作業。

マーブルコーヒーパウンドケーキはもう完成だが、今度は塩キャラメルマドレーヌ。美味しいというよりもゲテモノ？まあ話題つくりならいいんでない？

作業所が終わって何となく男友達をお茶に誘う。本当は何となくではないが。今回は時間制限付き。私は話しが長いからな。これで嫌われても困る。しかし、私はいわゆる「掃除の出来ない女」で、「信じらんね」と言われた。作業所でも私が自分をおばさん呼ばわりすると「おばさんって自分で言ってると年取るぞ」と言われた。しかし３６歳で「お姉さん」なんて勘違いはしたくない。私はたくましい関西の「おばはん」を目指している。しかしなんかショックだった。

歳なんかレッテルなんか名前なんかカンケーない！という私は少しアナーキーな人間だ。しかし彼は違うんだな。障害者っていうのが嫌いみたい。いわゆる「障害の受容」が出来ていない。多分差別をしているのだろう。それで自分で自分を差別する結果になって矛盾が生じている。この点に関しては私の方が大人だな。自分は自分でしかないんだよ。人と比較したって、人から何と言われたって、人との関係がどうであったって、自分であることは変わらない。でもそれは教えられることではなく、自覚しないと気付かない。

どうせ分子が集合して結合し、複雑な形状を作って分子が生存するための呼吸をしている存在でしょ？あと付随するのは感情のみ。斉藤和義の「君の顔が好きだ」という歌が私のアナーキーな思考回路に似ている気がする。
「君の顔が好きだ　君の髪が好きだ　性格なんてものは僕の頭で勝手に作りあげりゃいい　君の肩が好きだ　君の指が好きだ　形あるものを僕は信じる」
サビはこれだけど、いい歌だからね。

さて、歌はさておき、感情のさらに上に世の中の規則やら、ジェンダーやら、幸せやらの定義やらがある。

残念ながら今日の私は形あるものを信じる気分。
そして彼は形ない決め事で傲慢になったり、弱気になったりして、振り回されている。そしてその決め事に私はどうしても当てはまらない。恋と媚びるは違う。私は私。
それで何となくは感じていたことが今日はさらに強く感じた。
「ああ、この人は私を何とも思っておらず、私も寂しさから想っていたのかな？」と。

多分私は引きずるようにまだ彼を想い続けるだろうが、それこそ私が勝手に作り上げた彼の理想像に恋をしているだけかもしれない。
私がそれを分析することができないのは、私もまた感情という形無いものに踊らされているからかもしれない。
でも、それで構わない。私は私だから。

タグ：作業所 ねこ マーブルコーヒーパウンドケーキ 塩キャラメルマドレーヌ 斉藤和義 障害者

守ってあげたい

今日は作業所に行った。
「友達」（私の中ではそれ以上のものがある）の男性の利用者が来ている。もう作業所は彼がいるから行っているようなものになりかけている。

嫌な奴なんか関係ない。嫌な奴の学歴のコンプレックスを知っているのに、わざと今日は「ノーベル賞受賞が一応同じ大学出身者ってうれしいです」なんて言って煽ったら、案の定かコンプレックスの塊くんは調子を崩した。やりすぎたかな。

「友達」の男性利用者と完全にくっついて作業を色々こなす。彼は何を思っているのか異常に速度がある。気のせいか前よりある気がする。
単に気が付かなかったのか、それとも彼が意識的に速く作業をしているのか。

追われるように作業をして、しかも彼は追われるように新しい製品の開発の実験をしている。ケーキとクッキーだから単に中身を変えるとか、マーブルにするとか方法は限られているが。
一緒に作業をするのは嬉しいが、何かにとりつかれているかのように新製品開発をやっているのはやはり何かおかしい。
充実はしていそうだが、楽しそうにも見えない。元々ポーカーフェイスなのでわからないが。

彼は「一般企業では通用しない」が口癖。福祉のゆるさを気力で跳ね返して自分で作業量をコントロールをしているのだろうか？最近はこの作業所への嫌悪感が強まっているし、余計に神経質に作業をしているのか。
それとも、何か自分の作業所でのゴールを設定していて、そのゴールのために作業を速く行い、新製品を量産しようとしているのか？

彼はもう十分過ぎるくらい福祉の矛盾を見てしまった。私がたくさんヒントを与えて、福祉の世界を見せてしまったのも事実である。
心の中では救いを求めているかもしれないのに、優遇されるのは症状が顕著に見える重症の利用者たち。心理的な傷がどれくらい深いかなんて誰にもわからない。誰にもわからない何かを背負っている彼に、あまりにも作業所は冷たすぎる。もちろん表面的には精神を病んだ利用者としてのサービスをしてもらわないと困る、程度のことしか彼は言わないが、私は彼の話や態度を感じすぎてしまっている。私には彼の感情が乱れた時の唇の細かな震えがしっかりみてとれる。

私のわがままかもしれないが、ただでさえ自らのことで傷ついている彼をこの矛盾の中から守ってあげたい。
ただ、守ってあげたい。

タグ：恋愛 友情 菓子 作業所 福祉

温かさには敵わなくて・・・

今日も作業所でお仕事。
「もっと自分を大切にしな」発言の彼もきている。
「迷惑かけて悪かったな」って言ったら「ちゃんと帰ったか？」って返事。
そう。これでいいんだよ。友達、友達。
作業所でもじゃれあう仔犬状態で、あっちが教えたり、私が彼の作業に意見したり。

作業はまだ体力がないかと思ったけどなんとかなった。後は食事がもとに戻ればきっと元通りさ。

それで帰り道。傘を差さなくってもいいような雨。どうせ二人で喋るんだし差すのは面倒だったけどこの前「ここはイギリスじゃねえ！」と注意されたから差した（私イギリスにもいたから雨平気ちゃん）。
でも道が細くって車が来るたびによける。あーめんどくさい！「縦になんて歩けない！」と冗談まじりに言って傘を畳んじゃった。
そうしたら、彼が急に腕を掴んでグッと私を寄せてきて相合傘状態に。
だから優しくすんなって言ってるだろー！（って言ってないけど）

鬼束ちひろのMagical Worldみたい。「私は私を許せないままシグナルを無視して生きてゆくけど　その腕を掴んで離さない貴方の手が大きかったり　I'm kissing you and kiss me baby, magical man 温かさには敵わなくて泣いてた・・・」
でも彼は私のmagical manじゃないから。っていうかmagical manは探してないから。

家に帰って考える。1年半音信不通で「もう少し待って」となんと霊能者から言われている彼氏が本当はいる。
当たり前だが、今や彼は幻。現実にいる作業所の友人の方に惹かれるのは当たり前だと思う。
音信不通彼は統合失調症。ＰＳＷを多分目指している。多分仕事をしながら勉強に忙しい。
でも全部憶測。
付き合う→彼の調子が崩れる→「しばらくそっとしておいてください」メール来る、で音信不通。
なんで霊能者なんて出てきたのかは、多分彼のお母様が精神的に参って霊能者を紹介されたことから始まる。それで彼も視てもらったら彼も完全洗脳されました状態。多分ね。それから両親が彼を完全にガードして、霊能者に導かれてどうも「進むべき道」を進んでいるらしい。
私は彼に依存してたから、音信不通になってから必死で「霊能者と連絡を取る」ところまで行き着いた。完全に無意味だけど。ただ彼がどうしているかなんか何もわからないまま、時間が彼の存在を消していき、ただ儀礼的に毎週「私の経過報告」をしている。必死だったときは何でもするって感じだったから仕方ない。
今はもう終わっているとは思うが姑息な考えで自分からサヨナラをいう形にしたくない。
貴方が私を放置し続けた。私が別れを言ってそれに貴方が傷つく資格なんてない。貴方が作り出した別れなんだから貴方が言いなさい。
そう思ってしまう。

霊能者は「山口」という名前で、湯河原にオフィスがある。0465-62-3378

私は毎週の「私の経過報告」のために1万円払った。先祖やらの悪い霊が憑いていているらしい。それを取り除くには金が要る。
へえ、そうですか。

彼女（霊能者）は統合失調症の彼に「将来は病気が治って薬を飲まなくてもよくなりますよ」と言った。
へえ、そうですか。

私は、現実に触れることができるが抑えている感情と、幻であり破滅しか見えない関係への冷酷さを両方持ち続けている。
孤独を感じながら。

タグ：霊能者

墓参りと告白

今日は父の墓参りに行った。

母がこの頃言っていることがおかしい。
「行けないならお姉ちゃんが行くよ」「お姉ちゃんは行きたいの？」「女心はわかんないよ」
あんたも女だろ！

道も私の方が知らないはずなのにあちらがうろ覚え。かあちゃん、大丈夫か？

あと、お姉ちゃんがウチの犬のクッキーに「言葉の虐待をする」というのもわからん。
要するにかあちゃんが参ってるということだとは想像できるが。

で、墓参りは無事行った。人は多くてマナーは悪し。駐車場に止めない車ばっかで通れないよ。

相変わらず流動食か麺類系統しか入らないから昼はうどんを母が作ってくれた（冷凍だが）。

実家の猫は元気。モモちゃんはなぜか引っ付いて離れない。

母に話を戻すと携帯電話を初めて手にしてウキウキ状態。でも出られなかった。はっはっは。
「○○さんから電話です」という呼び出し音が鳴るが、あれは恥ずかしくないのだろうか？ドコモさん？

私は疲れがたまっていて、昼寝をさせてもらった。その前にメールチェックをしたら．．．
「ストレートに言います。付き合ってください」と知人からメールが・・・。

おい！こっちはへろへろなのにいきなりメールで告白するなや！
きっぱり断った。それが友情ってもんか。
しかし安否がやはり心配だったので（彼も躁鬱）、彼の利用する自立支援センターに行ったら「大丈夫ですよ。というか、彼、今日元気でしたよ」
エェェェ！私の心配代返せ！

タグ：恋愛 母